認可保育園は、乳幼児の保護者が働いている場合や、病気、親族の介護をしているなどの理由で、 自宅での保育が困難な場合、保護者に代わって保育するための児童福祉施設です。 また、乳幼児が豊かな人間性を持ち、生涯を通して活力にあふれた生き方ができるよう、見守り育てていく児童福祉施設です。
「養護」と「教育」を一体化させ、 子供の発達段階に応じたカリキュラムに沿って、きめこまやかな保育を行っています。
認可保育園は、児童福祉法に基づく設備、 面積、保育士の数が一定基準を満たしています。
認可保育園には公立(市立)と私立(社会福祉法人立、宗教法人立等)があり、経営形態が行政か民間かの違いはあるものの、 どちらも同じ法律に基づいて運営されていますので、保護者が負担する保育料は同じです。
福岡市では現在、私立(民間)保育園が大多数を占めます。
空港前保育園は私立の認可保育園です。
子ども達は、保育園で様々な活動を通して成長していきます。その活動が豊かに展開されるために、保育士は援助や指導を行います。これが教育です。保育園では保育所保育指針(厚生労働大臣告示)に基づき、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5領域から構成される教育を行います。
国は、教育のねらいや内容を保育園、幼稚園、認定こども園に対してほぼ同じような文章で定義付けています。教育という点では、みな同じ営みをしているのです。
ところで、子ども達が安心して様々な活動を展開するためには、子どもの生命の保持及び情緒の安定のための保育士の援助や関わりが必要です。このような保育士のはたらきかけを「養護」といいます。保育士は「教育」と「養護」を一体となって行っているのです。
子どもの活動を支える養護の面も大切にし、「養護と教育の一体化」を定義付けているところが保育園のよさです。しかも、この「養護と教育の一体化」が0歳から卒園までの6年間の中で計画的に行われているところも、保育園のよさでもあるのです。
お子様のその日の体調は、毎朝登園の時に確認します。
熱、下痢、嘔吐の場合は、医師の診断を受けて頂きます。
集団の中での受け入れとなるため、感染の心配のある病気の場合は受け入れできません。
登園後、発熱など体調が悪くなった場合には、保護者の方にご連絡し、保育園へのお迎えをお願いすることがあります。空港前保育園では原則として38℃をお迎えの目安としています。
擦り傷、切り傷などの軽い怪我の場合は、園で消毒等の応急処置をします。
しかし、大きな怪我の場合は、ご家庭に連絡を取り、病院へ同行してもらう、もしくは保育園職員の手で、病院まで連れて行きます。
場合によっては救急車を呼ぶこともあります。
上記の病気、怪我の場合、保護者の職場や携帯電話に連絡することにしています。
保護者のご都合によっては、お迎えが難しいこともあるかと思います。
緊急時に、お迎えに協力してもらえる方(ベビーシッター・知人・祖父母等)数人に予め頼んでおかれることや、保育園へお子様を預けてあることを職場へ伝えておかれることをお勧めします。
なお、保護者以外の方のお迎えの場合には、事故防止のため必ず事前に保育園にお知らせいただくよう、お願いしています。 なお、緊急連絡先の変更は、必ず保育園に知らせてください。
なお、福岡市内には8ヶ所の病後児保育を行う幼児デイケアルームがあります。
※ 詳しくは、下記の実施施設へお尋ね下さい。
空港前保育園の給食は大井保育園から搬入します。
大井保育園の 安全管理は 次の通りです
空港前保育園職員は、一人一人が自らの責任で健康管理を行うとともに、次の通り、健康診断を行っています。
食物アレルギーのあるお子様を保育園でお預かりした場合、可能な限り除去食で対応します。
「除去食」とは、アレルゲンである食品(たとえば鶏卵とか牛乳)を除いて調理したり、その食品を含む献立を除いて提供する形の給食です。
空港前保育園では、それぞれのお子様のアレルギーの状況に応じて、主治医の診断書に基づき、保育園と保護者との話し合いの上で、対応の仕方を決めています。
園長と、担当の栄養士や園医等が相談をし、保護者の方と話し合いながら、可能な範囲内でお子様に良い形で給食が提供できるよう努力をしています。
ただし、アレルゲンである食品が多すぎる場合、「除去食」が提供できないこともあります。
また、あくまで人の手による作業ですので、ご家庭の希望に添えない場合もあることをご了承下さい。
保育園では、児童が集団生活をしていますので、感染症の予防は極めて重要です。
予防接種は、子どもの感染症予防上欠くことのできないものですので、適切な接種時期に接種を受けるようにして下さい。
また、行政から義務づけられている1歳半健診、3歳健診も必ず受けるようにして下さい。